SOIの大輔さん感想
男子公式練習中に起こった例の件についての個人的な考えをつらつらと
世界選手権が終わりました
君の星なんて見つからない、
祈る。
クリスマスオンアイスの大輔さん新プロ
髙橋大輔らしさとは3.5
『心』編 part 1.5 です。無防備さについて少し。
今回は考察というより、自分から見た高橋大輔はどんな人か、の話になるので、いつにも増して自分語りが多いです。
☆以前の私の、高橋大輔に対する印象
「ちゃれえええええ!!アホみたいにチャラチャラヘラヘラしてる……けど不思議と憎めない悔しい」
↓
☆現在
「この人よくこの年齢まで生きてこられたな(真顔)」
昔よりはヘラヘラしてないしアタマ悪そう()ではなくなってますが、現在も本質は変わってないというかなんというか。
何でこの人はこんなにも無防備なの????
隙を見せたら食い殺されるのが有名人の世界じゃないのか…何でこんなに隙だらけなんだ…ダダ漏れやんけ…。
普通それ言うか!?ってことあっさり言いますよね。しかも誰かへの批判とかではなく自分の内面についてを。
「こだわりとか理想とか無い。褒められたかっただけ」とか、本当にそう考えていても他人には知られたくないです私なら。なのにあっさりバラした。しかもTVの前で。
セルフプロデュースのしなさにビックリした。外見にはあんな気を使うのに……。私とは「かっこいい」の定義が違うのか? それとも装うことを無意味だと思ってるのか?
こういう人がこの世に居るってことに割とガチで驚いた。
でもまあ、不思議と不快ではありませんでした。
人を馬鹿にするような言葉を使わないってのもあるけど。
彼はその場その時の、自分の伝えられる気持ちを相手に伝える。初めから自分の言うことを考えて決めてない。だから言い方があまりはっきりしないけど、その分、ナマに近づく。これが、彼の演技に通じる部分だと思う。
わたし、彼の言葉選び、好きなんですよね。平易だけど印象的で、感覚が伝わりやすいから。
ある意味で信頼できる。この人は嘘をつかないだろうな、という……どこか呆れにも似ているけれど。
よく「作品と作者は別物」という言葉を聞きますよね。
「あんな素晴らしい泣ける歌を作った人がヤク中で女狂いの救いようのないクズだった!ショック!優しい人だと思ってたのに!」ってやつです。歌の部分は漫画でもいいし小説でも曲でも絵でも代替可能。
幸いにして私は未だ上記のようなショックを受けたことはありません。つまり「作者に裏切られた」経験が無い。
私のはまり方は主に二通りあります。
タイプ1:
「いいもん作ってくれたらなんでもええわ」と、私生活については無責任に眺めているか無関心な場合。ただ作品が好みだからという理由で追いかけている場合です。
作者が影響を受けたアーティストを調べたりもしますが、それは「この人の好きなものなら趣味が合いそう」という理由なので、ほかの私生活は知ったこっちゃない。
もともと信じるほど興味がないから、裏切られるはずもないんですね。
人間、趣味嗜好はバラバラで、好きなものを肯定されたら盛り上がるし、否定されたら不快になりますし、逆も然りです。だけど、趣味嗜好が同じだからといって、生き方に対するスタンスまで同じとも限らない。
そう心得ておけば、楽に見ていられるんです。ファン同士のいざこざも解釈の違いも地雷も、「まあそういう人もいるよねー私は嫌いだけどねー刺激しないからそっちも近寄らないでねー」と、憎みはするけど耐えることはできる。
敵は敵だけど無闇に争いたくはない。しんどいから。
でも、ちょっと楽には見ていられないハマり方もある。それが次の場合。
タイプ2:
それは「あ、この作品には作者の今までの人生が反映されてる」と直感し、それに共感した場合。
そんな場合、私は作者たちを「同志」あるいは「ヒーロー」または「神」扱いします。何が彼らを作ったのか気になってしょうがなくて、食の好みも、家族構成も、職歴も、インターネットや著書で調べる。彼らの存在は、この辛い世界をどうにか生き抜くための力になる。
これも、裏切られたことはいまだにありません。でも裏切られる可能性はある、今まではハマるタイミングが良かっただけでしょう。作者の人生観が変わったら、裏切られたら、私はきっとその人を憎むようになってしまう。拗らせる程度であればいいんですけどね……。
さて、じゃあ髙橋大輔は私にとってどんな人だろう?
作るものは素晴らしい(たまに好みじゃないのもあるけどそれはどのアーティストだってそうだ)し、何が髙橋大輔という存在を作り上げたのか気になってしょうがない。
でも生き方は全然違ってるし、人生観もきっと違う。
発言にヒヤッとしたりイラッとすることもあるけれど、一方で信頼してもいるし、惹かれていて、こういう人が居ることにどこか救われてる。
うーん、難しい。つくづく不思議な人です。
タイプとしては1に近いけれど、それだけでもない。
アイドル、が一番近いような気がするけれど、それは私にとって、けっこう悲しくてつらいことなんですよね……。
うーん、なんだかまとまりがなくなってしまいました……続きはまた今度!
9/12追記
2番目のハマり方ってつまり自己愛なんじゃないかと気づいて若干へこみました