brake your ...

髙橋大輔にある日突然はまってしまった日記

君の星なんて見つからない、


朗読聴きました!
朗読やるって聞いたときは口の中血塗れになるんじゃない?大丈夫?ってなりましたが……ええ声してますねえ。知ってたけど。高橋さん、喋るのは得意ではないですがとても伝え上手で、それには声質も関係してると思ってます。


昔、文章が上手くなりたい!と思ったときに、好きな作家の模写をするという訓練をしました。その時、書きながら声に出して読むということもやってました。これをすることで、読んでいて心地よいリズムとはどんなものかを学ぶことができる。今も気が向けばやってます。
そしてたまに、録音した自分の声を聞き返してみる。

今回の大輔さんの声は、なんとなく、それと似ているなあと思った。拙い、鍛えていない、プロではない声帯…というのもそうだけど、外部に対してではなく、少し自分に向けて読んでる感じが。瓶に入れて海に流す手紙にも似ている。
でもそれが良かった。
滑舌はもちろん、スピード一定じゃないし、ああここ編集したなってモロに分かったり、この声音でいいのかな?と思うような場所は多々ありました。
声優さんが読んだもののようなクオリティではないけれど、私はこの朗読、好きです。10代のころ読んだはずの話なのに、うっかり泣きそうになった。
それはたぶん、この物語そのものに漂う空気と同じ成分が、彼の声に含まれていたからだと思う。
涙の国って本当に不思議なところですね。



sasakure.UK - to Asteroid B-612 feat. lasah https://youtu.be/H2_6RfoiYu4 

(君が笑えば5億の星が笑って、君が泣けば5億の星が泣くだけだ)