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髙橋大輔にある日突然はまってしまった日記

クリスマスオンアイスの大輔さん新プロ

どうも。忙しくてへろへろになりながらもスケートだけは摂取することが止められませんでしたダメ人間です。
XOIの公演が始まってから、ついったーのTLをチラチラチラチラ眺め、黙々とレポをお気に入りに登録する簡単な作業をしてました。なぜ私は地元でショーがやってるのに行かれないんです!?!?なぜうちのテレビはBSすら映らないんです!?!?!?


それはさておき。

久しぶりのショーということで、正直期待よりも不安の方が大きかったんです。本人のモチベーションも高まってなかっただろうし、練習映像見ても体が重そうでしんどそうだったし。お仕事もして忙しそうだし。
なのにいつの間にか座長扱いになってるもんだから更に怖くなって! 
一出演者ならまだしも、座長……なんでそんな責任のある立場に……一人だけ演技のクオリティが低かったりしたらどうすんだ……とか勝手に心配してたんですね。

でも 大丈夫でしたね!!

いやマジでたった2週間であそこまで仕上げてくるとは思わなかったです。「むしろスケート上手くなってる」って言葉にうっそで〜〜wファンの欲目だろ〜〜wと思ってたら、マジだった。ぬめぬめだった。いや難しいステップやターンが入ってないからそう見えるのかもしれないけどそれにしたって滑らかだ。
ああ、大輔さんの滑りだって実感して、ちょっとだけ泣きました。
今でも、大輔さんの新しいプログラムがあるってことが夢のような感じがしている。とくに私は最近はまったばかりなので、既にあるものを映像で追ってきただけだから、このワクワク感とか、初めて味わったんです。すごく今、楽しいです。幸せです。

ショーも、出演するスケーターがみごとに全員!好きな人だったので(ノービスの子は知らなかったのですが;)、良いものになればいいなと思ってました。大輔さんのファンも、他のスケーターのファンも、「すごく楽しかった!」ってたくさん言って下さってたので、よかった。スケーターの方々も楽しんでたようで、よかった(テンくんぺりすこ配信ありがとう、楽しかった!)。

よかったなあ。と安心する気持ちが一番でした。
そう、新プロを見るまでは!

高橋大輔は凄かった。
私が心配することなんてなにも無かった。
凄いとしか。
地上波の映像見て、体感時間は1分未満です。
あっという間に終わった。かみしめる間もなく次の演技が来て、ちょっと待って、ってなった。
改めてこの人はヤバいと実感した。何でこの人こんなに。
現実と夢、男と女、理性と狂気、その境界線を、曖昧にしてしまうのか。
本人は至って自然体なのに。
……おそろしいのは、
絶対、これ以上に凄くなる予感がすること。本当はもっと凄いというのが分かるということ。



以下、感想とも言えない断片的な印象。



スケスケヒラヒラ衣装でバチェやVASっぽい?そして聖歌?ただの俺得かな?って思ってたらいろいろ予想外だった。衣装も振り付けも。バチェやVASより月光に近い。
その手に何を抱えていたのか。
母語幾何学模様の、分裂する細胞の、蠢く虫の、囁き、さざめき、雑音、うるさい。
静寂。
呆然としたような表情。仰ぐ。どこを。何を。観客?自分?巨大な何か?
バチェやVASはすぐそこにいる土着の神とか異形の魂だった。これは違う。もっと圧倒的な。絶望するくらいに巨大なもの。大規模な災害にも似た。無表情の、無言の、ただそれだけの。
神。
モノクロの壁画のような。
眼前に現れたその存在に、絶望した?
それとも、何よりも美しいと思ってしまった?
それとも、

苦しみ。身に纏った黒いものを自分から剥ぎ取ろうとしている? 見え隠れする肌。
伸ばすのは何も纏わない生身の左腕。
生き血の滴る人間の腕。



……見る前からずっと、言葉にするのを楽しみにしてたのですが。
語彙を奪われるわ、選んだ言葉にも自信がもてないわで、役者不足にも程があったようです。
楽はまた違った凄まじさがあったようなので、その映像を見た時にも印象が変わるでしょう。

あ〜〜〜〜生で見たかった!!