最近の出来事もろもろ
リステリンチャレンジ完結編を見てすごく幸せをもらってしまい「大ちゃんよかったねえええええ」てなった勢いで記事を書くことにしました。
NYに留学と聞いたときドンパチに巻き込まれやしないかとかドラッグに溺れやしないかとか勝手にすげー不安になってましたが元気そうでなにより。
英語で話すことに慣れる&コミュニケーションをとることに慣れる&いろんな人の笑顔を見られる等等という一石何鳥だ?ってくらい良い企画だったのではないでしょうか。新生活のいいスタートを切れたのではないかな。
どうでもいいけどBGMも映像の色調もすごい好みでした。ありがとうリステリン。刺激が苦手でまだ使いきれそうにないけど。
競技だけをなんとなくテレビで見ていたころには気づきませんでしたが、アイスショーの多さに驚いております。
スケーターこれ休む暇あるのかなあ、とか思ったり。
以下、ちょこちょこ演技を見た中で特に印象に残ったものの感想。
織田信成さんは、プロになってからの方が好みな気がしてならないです。あれだけお仕事してるのにどんどん深みが出てきている気がする。アディオス・ノニーノもリバーダンスも大好き!かっこいい!
あっこちゃんもますます美しさに磨きがかかって…お衣装が毎回素敵です。もっと年齢を重ねても、その分だけ魅力的になっていくだろうな。ずっとショーに出ていてほしい。そして来シーズンはとうとう振付を担当!しかもキダム!楽しみ~。
町田樹さん。カメラの位置、照明にまで凝ったプログラム。ああそうだなあ、ショーの方が町田くんのやりたいことに近いよなあ、と。月夜に森で妖精か何かが舞っているのをこっそり覗かせてもらっているような、アンティークのオルゴールの、職人が魂を込めたオートマタの踊りを眺めているような、ひっそりとした幸せに浸れました。
宇野昌磨選手。今まで「色気のある踊りのうまい仏頂面の子」なイメージだったのですが、新SPめっちゃ好みです! 視線は鋭く観客の方を見てる、その反対側の足でリズムを刻み始めるのがすごいかっこいい。試合で見るのが楽しみです。しかし、昌磨くんが求める「表現力」っていったいどんなものだろう。
羽生くんは羽生くんだった(笑) かっこいいな!! たぶん私は、彼の演技自体はそれほど好みではないんですが、彼の気質や生き様みたいなものが強く表れていて見るのが楽しい。「うははははははは!いいぞもっとやれ!どんどん突っ走れ!」ってバトル漫画でも読んでるみたいに、無責任な外野感覚で楽しんでる。ファンの方には申し訳ないと思います……。
ステファン・ランビエールとジェフリー・バトル。二人とも特に好きな(というかお気に入りの)スケーター。方向性は違えど表現豊かで、踊れるっていうのが共通点。
ステファンの方が優雅な動きで音の間と強弱を捉えることを、ジェフの方がバキッとした直線的な動きでリズムに合わせることを得意としてるのかなという印象。二人とも繊細でセクシーだけどステファンはしっとり滴ってる系、ジェフは爽やか系。今回のプログラムのイメージに引っ張られている気もする。
ステファンは、力の抜けた動作が上手いよなあ。高橋大輔にも共通する色気の元だと思う。
二人を見てると、髙橋大輔も世界のいろんなショーに出まくった後に振付師になればいいのにな~と思う。
以前、0から1を生み出すのができない、アドリブが苦手と言ってましたが、いやあなた、何もせずにそれが出来たら本物の天才ですよと思う。0から1を生み出すなんて、今の時代どれだけ困難なことか。
学生のころジャズを少しかじったことがあるのですが、クラシックをずっとやってた人がいきなりアドリブしろと言われるとほとんどの人はできなかったです。他の人の演奏を聴くと格好よさは分かるけど、いざ自分がやれと言われると何をどうしたらいいのかわからず途方にくれる状態。いろんな演奏を聴き、良いと思ったものを真似し、音楽理論を学んだりもして、ソロをとりにいく度胸をつけ、ライブで経験を積み、それでやっと自分の色が出せるものだと思います。
自分にとってどんなものがかっこいいのかを考え、それを形にしてみる。まずはそこから。
表現とはどんなものであれ、インプットとアウトプットを続けなければイメージは枯渇していくし、続けていけばそれなりに慣れるんじゃないのかなあ。
まあ本人が何かをアウトプットしたいという気持ちが無いのであればしょうがないのですが。
個人的に、彼のリズム感やキャラクターは生まれつきで教えられるものでもないと思うけれど、彼の培った「見た目や動きの美しさ」に関する技術は次世代に伝える価値が十分にあるし、彼も教えられるのではないかと思う。eyeの衣装を見るに衣装デザインとかも良さげ。
本人の気質的には……難しいのかなーどうなのかなー。